保守・管理・運用

ふれんちぶるや

webサイトの公開は生まれたばかりの赤ちゃんなんだよ

長い時間をかけて、なんども打ち合わせをして、安くない資金を投じて、ウェブサイトが公開されるとき… それは、世界中の人々と繋がる瞬間ですね。
完成すると、わたしもあなたも嬉しいものです。でも、ウェブサイトはそこで完成したわけではありません。
やっと世の中に生まれた赤ちゃんと同じです。
生まれて、どう育つか、育てるか… できる限りトラブルを避けて、順調に大きく育ってほしい。
人と同じように、ウェブサイトに完成なんてないのかもしれませんね。ちゃんとこまめに手をかけて毎日毎日少しずつ大切に育てて行く…成長を感じる。
どんなに大切に育てていても、多かれ少なかれ何かしら乗り越えなくてはならない壁も見えてくる。

ウェブサイトは、公開してからどう育てるかが重要なんです。

サイト公開後に乗り越える小さな壁大きな壁

端末やブラウザの進化とともに

私たちが利用するスマホやタブレット、パソコンなどは常にものすごい速さで進化を続けています。ウェブサイトを閲覧しているブラウザも同じことが言えます。
その速さは、一般的な他の技術の50倍の速さだとも言われているほどです。
ウェブサイトも、その速さについていかなければなりませんよね。
進化して、より使いやすく便利に、そして安全になっていきますが、時々それが原因でうまく表示ができなくなることがあります。
私たちが閲覧しているウェブサイトは、文字と画像がほとんどですが、その裏側では、その動きを制御するphpやjavaなどのプログラムコードがあり、見た目のデザインをcssというプログラムコードが制御しています。
それらの中には進化とともに、使われなくなったり、変化するものもあります。
なので、その進化を常に把握して、対処することが重要となるんです。

ドメインやサーバーの更新

ウェブサイトを開設する時、インターネット上の“土地”のようなスペースを購入したり、借りたりします。
ま、一般的には借りるわけですよね。
そのスペースにはそれぞれ固有のインターネット上の住所が割り当てられています。そして、そこにドメイン使用料を支払って取得したドメインを割り当てる。
これらは、時期が来たら更新手続きをしないと使い続けられません。
うっかり忘れてしまうと… 当然、大切に育ててきたウェブサイトは閲覧できなくなったり、最悪の場合、全て失ってしまうことになってしまいます。

CMS(WordpressやMovable Typeなど)の更新

近年では、ブログはもとより、企業や店舗などの公式サイトの多くがCMS (Content Management System) と呼ばれるシステムをプラットフォームに作られることが多いと思います。
コンテンツの更新作業、改修作業などが容易なだけでなく、ちょっと頑張れば、ユーザーがご自分で記事の更新が可能 (本来そのためのシステムなのです) であり、コンテンツを動かす、増やすことで、SEM、SEOなどに有利だからですね。
せっかく開設して、育ててるウェブサイトなんだから、より多くの人に見てもらいたいわけで、そうなると、CMSを使うと便利ですってことです。
しかし、このCMSも更新がつきもの!
そして、それに伴って色々な機能を拡張するプラグインも更新を…
一度トラブルを起こしてしまうと、なかなか厄介なことになってしまうんです。

外部SNSとの連携を監視

みなさん利用してるのかしてないのか… 多くのの方が利用していることは間違いないSNS (ソーシャルネットワークサービス)、例えばFacebookやTwitterなどですね。
情報発信ツールです。まさに今の時代!って感じのツールですよね。
昔はこんなのなかったですからね。ボッチはずっとボッチだったし、遠くの見知らぬお友達なんて概念もなかった。
その情報発信はウェブサイトでも有効な手段なので、連携したいわけなんですけど、ここでもたまに問題が発生してしまいます。
OSやブラウザ、CMSなどそれぞれの更新が原因で生じる問題もあれば、個人的な「ホームページで公開したくなかったー!」的な問題まで色々ですね。
まぁ、後者に関しては基本的にはまず気をつけていただきたいわけですが、インターネットという世界は、一度公開してしまうと取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。
はい、出来る限りの事はしましょう。
限度はあると思いますが、何もしないよりはいいかもしれません。

データのバックアップ

不測の事態に備えて、データのバックアップをしておくといいでしょう。
でも、バックアップはできていても、そのデータを復元となると…
そもそも、バックアップしてあるデータってどこにあるの? あれ?バックアップってしてなかった? データが全部消えちゃった!?
これは大変なことになってしまいます。
すこし前にこんなことがありました。
ある日、お客様から連絡が来て、「サイトが消えちゃった」と(´Д`)
原因を調査してみますと告げると「実はちょっとやってみようと思って、ログインしていじってた」と…
WordpressなどのCMSは前述のように様々なプログラムで成り立っていますので、その中の触っちゃいけないファイルに不用意に改変してしまうと、たった一文字間違ったり、足りなかったりするだけで、ウェブサイト全体がエラーを起こして、表示できなくなってしまったりすることがあります。

もう、頭の中真っ白! サイトも真っ白! ってなるわけです。

そんな時にバックアップと復元が役に立ちます。
1日前にバックアップしたデータを復元とか、バックアップ周期はそのサーバーや設定で異なりますが、とにかく少し前に戻せるということですね。
タイムマシーンか! 私も小学生の頃の自分のバックアップをしておけばよかった( ・ ・̥ )
常識では考えられない事、アンビリバボーなことができちゃうのがPCの世界ともいうべきなのか… 便利ですね、全く。

ウェブサイトは公開した時に生まれたばかりの赤ちゃん

成長していけば、乗り越えなければならない壁も見えてくるかもしれないし、大小様々なトラブルもあるでしょう。
その時その時に私たちにご依頼いただいても、もしかすると対処不能出会ったり、莫大な費用がかかることになるかもしれません。
なので、ふれんちぶるやは、基本的に保守管理と運用を前提にウェブサイト制作をお受けしております。

備えあれば憂いなし

あまりに大変なことが起きると、私は憂いでしまいますが…
出来る限り、憂いのない運営をして、大切に大切に生まれたばかりの可愛いウェブサイトを育てていきたいじゃないですか。
そういうことです。 何もないと確信できれば安心なのですが、そうはいかない。
そして、せっかく生まれたサイトです。
しっかりちゃんと育てて欲しいです。
私たちがお手伝いとかサポートをします。

放置だけはして欲しくない。

かわいそうですから。 ね。 お願いします。